当ページの文章はインターネットアーカイブに保存されている
当時の公式サイトより引用したものになります。
イベントルールVer.3(2002年7月20日施行)
2002年7月20日より施行されるイベントルールです。
今後のプレイヤーの習熟度、カードセットの拡張などにともないイベントルールは変化します。
永続的なものではありません。
イベントルール
- 汎用ルール: 特にルールを明示していない大会では、この汎用ルールで行われるものとします。
- 大会ルール: 中級認定されている人たちで大会を行う際のルールとして推奨します。
また今後の地方大会や全国大会などは、この大会ル-ルで行われます。
※参加資格ではありませんので、中級認定者の初級ルールの大会参加を禁止したりするものではありません。
それぞれの大会の参加資格にしたがって下さい。
※ルールに違反した人は失格となります。
汎用ルール
- プライズカードは使用禁止
- それ以外のカードに制限はなし
※その他「お節介な医者」はエラッタが適用されています。
※特に明示されていない大会では汎用ルールで行なわれるものとします。
大会ルール
- プライズカードは使用禁止
- 「尾張のうつけ」「石川五右衛門」「ねずみ小僧」はそれぞれデッキに1枚まで
※その他「お節介な医者」はエラッタが適用されています。
※今後の地方大会や全国大会などは、この大会ル-ルで行われます。
※プライズカード=カードのバージョンが「Prize Ver.」「Prize2 Ver.」となっているカード
巫術「お節介な医者」について
エラッタが2002/7/20より適用され、カードの説明が下記のように変更されます。
また全てのルールにおいて、適用されるものとします。
相手の山札の一番上のカードを1枚引いて見ることができる。そのカードは相手の墓場に捨てる。 この巫術は1ターンに1回しか使用できない。(効果:丸見え系)
※1ターンに1回しか使用できなくなりました。
無効な巫術に関して
新しいイベントルールでは、無効な巫術は使用できません。
後述の「巫術の無効に関して」の項目をよく読み、巫術の無効・有効の判断を正しく行いましょう。
巫術が無効と判断された時は、以下のように処理します。
すべてのルール
- 無効な巫術は使用できません。
- 無効な巫術をセットした場合は手札に戻します。巫術を使用するために捨てた霊などがあれば手札に戻して、使用する前と同じ状況にします。
例)巫術「静かなる海」
1ターンに1回しか使用できない[停止系]の巫術なのに、2枚目の「静かなる海」を巫術ポジションに霊カードを捨ててセットしたとします。
その場合、無効な巫術なので手札に「静かなる海」を戻します。そしてセットする際に捨てた霊カードも手札に戻します。
補足:[身代り系]の場合
たとえば1回目の「静かなる海」を[身代り系]の霊で阻止され無効にとなった場合は、セットのために捨てた霊カードは手札に戻すことができません。
巫術の場合「使用=巫術ポジションへのセット」です。
その巫術を使用するために必要な条件は、[身代り系]の効果で阻止され無効になっても元に戻すことはできません。
※「使用=巫術ポジションへのセット」ということは、[身代り系]の霊で無効にされた巫術も1回使用したことになります。ですから1ターンに1回しか使用できない巫術は、そのターンではもう使用できません。
シャッフルに関して
公式ルール/すべてのイベントルール
- 山札を4つの山に分ける行為・通称「四繰(よつくり)」を行う前に、カードを種類ごとなどに並べてもかまいません。ただし、その後十分にカードを切りましょう。
- 続けてお互いに相手の山札をカットしますが、相手の混ぜ方が十分でないと思った場合、カットではなく相手のカードを切ってもかまいません。
- 公平に遊ぶためのシャッフルであることを忘れないようにしましょう。
巫術の無効に関して
イベントルールでは無効な巫術を使用することができません。
そこで巫術の無効・有効に関して詳しく説明します。
巫術の無効とは?
- 巫術はカードの説明がすべて正しく実行できなかった場合、無効となります。
- 巫術の効果を正しく実行できた場合でも、その効果によりゲームの状況に変化がない場合、無効となります。
カードの説明が正しく実行できたかどうかの判断
1
- 「すべて」と表記されている場合、すべての対象(霊またはシャーマンなど)に効果を適用しなければなりません。効果の対象が0の場合無効となります。1つでも効果の対象がいれば無効にはなりません。
例)巫術「戦闘用呪符装着」
自分の場の戦闘フィールドに1体、待機フィールドに1体霊がいる時、この巫術を使用したとします。自分の場のすべての霊を戦闘フィールドに出す、という効果を実行すると、戦闘フィールドの霊は戦闘フィールドに出すことはできないため、すべての霊を戦闘フィールドに出すことができません。しかし、待機フィールドの霊1体を戦闘フィールドに出すことができたので、実行できたと考えます。
※例外:[大往生系]の場合は処理の途中でシャーマンが戦闘不能になってしまい「すべての霊を墓場に捨てる」といったことが実行できない場合がありますが、その場合は例外的に捨てなくても巫術を実行できたこととします。
2
- 「それぞれ」と表記されている場合、1つでも効果の対象がいれば無効にはなりません。
例)巫術「森林浴」
「それぞれのシャーマン」と複数を指しているので、シャーマンが2体セットされていないとカードの説明を正しく実行できないと思われますが、1体でもシャーマンがセットされていれば、その体力を回復できるので、実行できたと考えます。
3
- 「~まで」と表記されている場合、その範囲内で自由に効果を適用できます。
例)巫術「底無し沼」
「8枚まで」とあるので6枚や7枚ドローするだけでもかまいません。
4
- 具体的に枚数・体数を指定されている場合は、その数通りの処理が行えないと無効とします。
例)巫術「悪魔の鏡」
「相手の手札から2枚」とあるので、相手の手札が1枚の時は2枚引けないので無効となります。
5
- 0(ゼロ)の処理
- カードの枚数・霊の体数・体力に関することは0の処理は無効となります。
0枚手札に加える・0体の霊を墓場に捨てる・体力を0減らすなどは実行できません。
- 例外として0ダメージは有効です。
巫術「お経」で召喚値0の霊を墓場に捨てさせることは実行できます。
6
- 発動の選択
- 「~する」の場合、必ず実行しなければなりません。
- 「~できる」の場合、実行する・しないを、選択することができます。
※いずれのケースの場合も、カードの説明が実行できれば巫術としては有効ですが、その巫術を使用した結果、ゲームの状況に変化が起きないので無効となる場合があるので注意が必要です。
「ゲームの状況に変化がない場合」とは?
- その巫術の効果が発動した結果、ゲームの状況に変化がない場合は無効となります。
たとえば巫術「挑発」は同じターンに2回使用することができません。これは1回目のこのカードの効果によって、すでに「相手のすべての霊の効果は、このターンでは無効となり、発動しない」というゲームの状況になっているため、2回目はその状況に変化が生まれないからです。
※相手の行動を制限したりする[停止系]の巫術や、効果を無効にしたりする巫術「挑発」などのような巫術は、ゲームの状況に変化があると考えます。([停止系]、[挑発系]など…)
例)巫術「こっくりさんの呪い」
この巫術を使用すると、相手はドローフェイズで1枚しかドローできません。しかし相手の山札が0枚だった場合、もうドローできないので無効では? と思うかもしれませんが、相手の状況に関係なく、カードの説明通りに相手の行動を制限できているので有効とします。
霊の効果が無効の場合は?
- 巫術の場合、カードに書いてあることが実行できないと使用できませんが、霊の場合は違います。
霊カードの説明が実行できない場合でも、「召喚」や「戦闘」は行えます。
例)[丸見え系]の霊
[丸見え系]の霊には、相手の山札の一番上のカードを表にする、といった効果があるものがあります。しかし相手の山札が1枚もないと、相手の山札を表にすることができません。その場合、[丸見え系]の霊は召喚ができないのではないか?と思われますが、霊は巫術と違い、その効果に関係なく霊としての基本的な能力は実行できますので召喚は可能なのです。
霊としての基本的な能力、とは?
- 「召喚」や「戦闘」など、なにも効果を持たない霊が行うことができる動作すべてのことです。
さらに巫術を理解するためのヒント
何体、という数の指定がない場合
- 何体、という具体的な数の指定がない場合は、1体を指しています。
例)「【くの一】を手札に戻す」とあった場合は「【くの一】を1体手札に戻す」として処理します。
自分か相手かの指定がない場合
- 自分か相手かの指定が具体的に書いていない場合は、「自分」または「自分の場」を指しています。
「【ホロホロ】の巫術」や「場の【阿弥陀丸】」とある場合は、「自分の【ホロホロ】の巫術」、「自分の場の【阿弥陀丸】」として処理します。
霊と霊カード
- 「霊カード」は場に召喚されて「霊」となります。「霊カード」と書かれている場合は手札、山札、墓場の中などにあることをさしています。
巫術の優位性
- ・同じ対象に霊の効果と巫術がかかった場合では、巫術の方が優先されます。
巫術「1080」で移動できなくなっている霊は「武将/尾張のうつけ」や「武将/伊達のあばれん坊」の効果で戦闘フィールドに出すことはできません。
※巫術「脅し」と脅しが効かない[無効系]の霊では、巫術「脅し」→[無効系]の霊/[無効系]の霊→巫術「脅し」という関係なので同じ対象にかかっていません。上記の例は1080→待機フィールドの霊/尾張のうつけ→待機フィールドの霊という関係なので同じ対象となります。
- ・巫術どうしでは、後に出した巫術の方が優先されます。
巫術「ドルイドマジック」で移動できなくなっている霊は、巫術「気合い番長」や巫術「合戦」で戦闘フィールドに出すことができます。
プレイヤーの優位性
- 自分と相手で効果が同時に発動した場合は、そのターンのプレイヤーが優先されます。
例)自分の「ブタ」と相手の「サメ」で戦闘して引き分けた場合、霊の効果はどちらが先に発動する?
そのターンのプレイヤーから処理します。
- 自分と相手のどちらに選択権(主導権)があるか、カードの説明に明記されていない場合は、その巫術を使用するプレイヤーに選択権(主導権)があります。
例)巫術「浄化の雨」
この巫術は相手のシャーマンに付加されているカードを1枚、墓場に捨てさせる効果を持っていますが、相手の場にシャーマンが2体いて、両方に付加カードが付加されている場合、そのどちらを捨てるのか明記されていません。
この場合、巫術を使用するプレイヤーが、どちらのカードを捨てるのか選択します。